
つながりcafé LAZO マリッジアドバイザーの矢野嘉子です。
「結婚」は誰のためにするのかを考えてみよう。
「親が心配するから」「周りがどんどん結婚しているから」という理由で結婚しようと思っている人はいませんか? そういう理由で結婚をして楽しいものなのでしょうか?
結婚は親のため、世間体のためにするものではなく、自分が「この人となら結婚したい」「この人とだったら幸せになれる」と思った時に結婚をするのがベストなのです。
結婚は誰のためでもなく自分のためにするものであるというのを再認識することが大切です。
結婚への思い、結婚への考えは人それぞれです。周りが…とか親が…ということは考えず、自分が「この人となら」と思った人が出てきた時にするのがいいのです。
結婚に関して、テレビや記事がこんな風にうたってるものが多くあります。
表面だけを考えれば、当たり前の内容、また正論だとも思います。
でもそれが、本当に本気で一度立ち止まって結婚を考えるべき時期の人達の本気婚活を鈍らせたり、結婚に逃げ腰にならせてしまってることもあると思います。
今は昔のようにほとんどの独身男女が適齢期になっても結婚していく時代ではなくなりました。
で、適齢期はいつなのかというと、結婚したい人が現れてこそ(もちろんお互いにですよ、自分だけがそう思ってるんじゃなくてね)その時が貴方の結婚適齢期なんです!と……
な〜んて、生ぬる〜いこと言ってるから、生涯未婚率が上がる一方になってしまうんです!
人生で何が正解で何が不正解だなんてことは、全く決めれません。
でも先人(例えば親)はいろいろ経験してきての今があります。
他人の人生もいろいろ見てきています。
婚活までして結婚しようとは思わないけど、結婚に“ 夢や憧れ ”は持ち、いつまでそうしてるのかを親が大人が社会が声を上げなくなったあげくに “ 超少子化への道 まっしぐら” になってきたのも一理あると思います。
男女雇用均等法で女性の収入が上がり、男性のそれと差が縮まり、男性が独身でも生活するのに困らないだの、草食男子が増えただの、まさしく男性を上手に扱う賢い女性も少なくなってしまい、他にもいろいろ理由はあると思います。
でも自ら相談に来る人は、「早く結婚して欲しい、とずっと親に言われています」「親はそれほど言わないですが、祖母がうるさく言います」など結婚には旬があると、周りの大人からずっと言われてきたという方がとても多いんです。
先日LAZOで結婚した男性が、可愛いお子さんと奥さんを連れて遊びに来てくれました。
彼はお見合いタイプではなく、そこそこ恋愛経験もし、本気で結婚を考えた時には相手が居なかったから相談所での活動をされた方です。
奥さんはというと、彼に会うまで真剣に結婚を考えたことはなく、実は親が勝手に相談所に登録されてたそうです。
そんな彼らが出会って数ヶ月での成婚、今ではもうすぐ二歳になる男の子のパパとママです。
奥さんも「今では親の喜ぶ顔見て、本当に結婚して良かったと思ってます。親が動いてくれなかったらまだ独身貴族?(笑)でしょう」と。
彼も真剣に「僕、結婚は親の為にしてもいいと思うんですよ。」と話してくれました。
私もお見合い結婚ですが、最後には「早く結婚して親が喜ぶ顔が見たい!」とまで思った覚えがあります。
自分の結婚する思いを、半分親に背中を押してもらっってもいいのではないのでしょうか?
「親の為に結婚する」という親を思う気持ちから始まった婚活でも、結局は自分のためだったと気付く時がくるんです。
それは自分が親になって、又は親を亡くして初めて感謝の気持ちと共に感じることかもしれませんね。
当社は登録会員数No.1の日本結婚相談所連盟(※)加盟相談所です。
(※2019年1月 日本マーケティング機構調べ)