
つながりcafé LAZOマリッジアドバイザーの矢野嘉子です。
『プロジェクション・バイアス』って知ってますか?
ちょっと前「オイコノミア」でやってたんですが、この番組なんで、もちろん経済用語らしいのですが、これから結婚する方々の人生を、いえ、日本の将来を懸念する大きな原因の一つになるのではないか?とやってました。
そうなんです、いつも私たちが伝えてる「あなたの人生に結婚があるのなら…」の経済学から見ての視点です。
「まだ結婚したくない、いずれはと考えてるけど今はまだしたくない… 、自分の好きなことできるし家族の犠牲になるのはちょっと…」という若者が増えてるとのこと。
インタビューされてる人が、テレビの全国放送で堂々と「結婚は今はまだ…」ってどの口が言ってるのかと思うと、婚活に関わってる私は見ていて恥ずかしくなりました。
そういう方はお付き合いしてる人もいて、お相手から結婚を迫られてるのにも関わらず、私はまだ…っていうことなんですかね?
どう見ても、もうその辺で結婚しておかないと、ドンドン妙齢からは遠ざかっていくのに…
男性はまだいいと言いたいのですが、
「自分の収入で家族を食べさせていくのは到底無理なので…」
でもそんなことを考えてたら5年経っても結婚はできないと思いますよ。
本当に結婚したかったら、「私が一緒に支えるから!」って言ってくれる女性を手に入れたらいいんですよ。
魅力がある男性は、ほっといても女性が寄ってきます。
とにかく、明日の日本を担う若い人の言い分が、凄く子供っぽいな〜と思うのはいつものことです。
でも私たちの世代だって若い時はそんなものだったのかもしれません。
が、偏りは若いうちに修正されることが多かったように思います。
【プロジェクション・バイアス】とは、
『今現在の状況を過度に未来に投影してしまい、正しく予測することができないという心の偏り』ということだそうです。
彼らの結婚しない・できない理由に
お金がない、理想の相手がいない、独身の方が楽しいから、結婚したら自分の時間が無くなる、忙しくて結婚どころじゃない、ずっと仕事を続けたいからetc.
要するに、現在の独身生活 = 楽
その日のことをそのまま将来も続くと思って行動してしまう。
結婚生活より今の生活の方がいいと思い込んでいる。
今の若い人達が「自分がそのプロジェクションバイアスなんだ!」と気付かない限り、日本の生涯未婚率の上昇、少子化は進む一方でしょう。
でもこれって大人(親)、社会の責任も大いにある思いませんか?
最近何だか、40代の結婚相談が増えてきています。
私は結婚には必ず適齢期があると思ってる口なんで、ご相談に乗るのも何とも虚しい想いです…
当社は登録会員数No.1の日本結婚相談所連盟(※)加盟相談所です。
(※2019年1月 日本マーケティング機構調べ)